長崎名物、カステラの食べ比べ。今回は、こっとんの中で、三大カステラ屋さんである、松翁軒、福砂屋、文明堂をピックアップしました。カステラとは・・・を詳しく知りたい方は、
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[データ]
「松翁軒」のカステラ
製造者 (株)松翁軒IS / 品名・名称 菓子 カステラ / 原材料 卵、砂糖、小麦粉、水飴 / 保存法 冷暗所、開封後は冷蔵庫 / 賞味期限 購入から14日程度 / 価格 1号サイズ(580g;27cm×10cm×5.5cm)1本 1,680円
「福砂屋」のカステラ
製造者 (株)福砂屋N / 名称 カステラ / 原材料 卵、砂糖、小麦、水あめ / 保存法 常温 / 賞味期限 購入から9日程度 / 価格 1号サイズ(580g)1本 1,680円
「文明堂」のカステラ
販売者 (株)文明堂総本店SN / 品名 カステラ / 名称 菓子 / 原材料 卵、砂糖、小麦粉、米水飴、ざらめ糖 / 保存法 冷暗所 / 賞味期限 購入から13日程度 / 価格 1号サイズ(580g;27.4cm×10.1cm×6.7cm)1本 1,680円
[写真]
左が「福砂屋」の、中央が「松翁軒」の、右が「文明堂」のです。
1号を3本も買ってしまうと賞味期限までに食べられるか不安だったので、あまり考えずに各社小さいのを買いました。小さいサイズは、店によって出してる号数が違って、写真左から、福砂屋0.5号、松翁軒0.6号、文明堂0.75号を、各10分の1に切ったものです。これだとサイズの比較を(同じ基準;同じ号数で)しづらいなぁと後で気がつきました。見にくいですが悪しからず。

※ クリックすると大きい画像が見られます。
[味などの比較]
かるかんまんじゅうの時に比べ、違いを抽出するのが難しかった。3つともかなり似ています。同じ名称のものなので、当たり前ですが。以下、がんばって、各特徴を表現しました。
最も大きな違いは、食感(触感)。福砂屋が最もキメが細かく、しっとり・やわらかい。松翁軒は最もキメが大きく、文明堂はその中間です。また、色が違うのは結構新鮮な驚きでした。写真でも何となく伝わると思うのですが、福砂屋は黄色く、松翁軒はクリーム色で、文明堂がその中間です。
スポンジ(真ん中の黄色い部分)は、福砂屋と文明堂が甘く、松翁軒が甘さ控えめ。味は、福砂屋と松翁軒がスタンダードで、文明堂のだけ、ほんのりと独特の味がします――なんとなく、まったりとした味。
上下の焼き目は、福砂屋と松翁軒のに、ほんのりと香ばしい苦味があります。松翁軒のが最も香ばしく、次いで、福砂屋。文明堂は焼き目も甘い感じがしました。また、下部の焼き目に付いているザラメは、松翁軒が多いです。
全体として、松翁軒は素朴・コントラストが効いてる(スポンジ甘さ控えめ・焼き目の香ばしい苦味・ザラメの甘み)、福砂屋はスタンダード・上品な感じ、文明堂は甘め・まったりという感じです。
[総評]
味は、比較の項に書いた通りです。価格は申し合わせているのでしょうか、3社全く同じですね。賞味期限は、社によって結構違います。
[こっとんの好み度 (6段階評価)]
松翁軒のカステラ ☆☆☆☆☆
福砂屋のカステラ ☆☆☆☆☆
文明堂のカステラ ☆☆☆☆
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