今月は、「げたんは」の食べ比べをしました。
げたんはとは、鹿児島の郷土菓子。黒棒が少ししっとりしたような感じです。名前の由来は、「下駄の歯」に似ているからということらしい。(でも、ほとんど三角形に近いような台形なのに、下駄の足に似てるかなぁ?)
げたんはの紹介の意味も込めて、黒棒とも食べ比べ、相違点を抽出してみます。
[データ]
「南海堂」の「げたんは」
製造者 (株)南海堂 / 名称 焼菓子 / 原材料 小麦粉(国内産)、黒砂糖、砂糖混合ブドウ糖果糖液糖、鶏卵、膨脹剤、着色料(カラメル) / 保存法 冷暗所 / 賞味期限 購入から40日程度 / 価格 5枚入り105円
「コープかごしま」の「げたんは」
販売者 生活協同組合コープかごしま / 製造者 (株)南海堂 / 名称 焼菓子 / 原材料 黒砂糖、国内産小麦粉、砂糖混合ぶどう糖果糖液糖、鶏卵、膨脹剤(炭酸水素ナトリウム、重炭酸アンモニウム) / 保存法 冷暗所 / 賞味期限 製造から45日 / 価格 10枚入り194円
「コープ」の「黒棒」
販売者 日本生活協同組合連合会 / 製造者 クロボー製菓(株) / 名称 焼菓子 / 原材料 黒砂糖、小麦粉、鶏卵、膨張剤(炭酸水素アンモニウム等) / 保存法 冷暗所 / 賞味期限 製造から90日 / 価格 10本入り176円
・・・買って帰ってから気がついたのですが、コープかごしまのげたんはも、南海堂の製造でした・・・。が〜ん、それじゃぁ食べ比べの意味がぁ。地元のお菓子屋さん的なところでは手作りしているのカモしれませんが、こっとんはこの2種類しか見たことないんです。まぁ、郷土菓子ってことは、元々、お母さんの手作りの味なのでしょうから、販売用に作っているところは数少ないんでしょう。原材料は少し異なることだし、とりあえず、食べ比べしてみます。
[写真]
左から、南海堂のげたんは、コープかごしまのげたんは、コープの黒棒です。

※ クリックすると大きい画像が見られます。
[味などの比較]
さて、まずは、げたんはがどんな味なのか例えたい。しっとりした黒棒。または、黒糖版の丸ボーロ(まるぼうろ)。・・・今ふと調べてみたら、黒棒も丸ボーロも九州の郷土菓子なのね。 → 黒棒も丸ボーロもピンとこない人へ。げたんはは焼き菓子。でも、クッキーのようなサクサクではなく、どちらかというと、カステラのしっとりに近い感じ。カステラほどしっとりはしておりませんが、写真の感じで察していただければ。そういう食感で、黒糖味のお菓子です。
比較。思ったより、南海堂とコープかごしまの味が違いました。どちらも南海堂の製造ですが、コープの方は、コープブランドとして、話し合って味を決めてるんでしょうね。
しっとり感は、高い順に、コープかごしま > 南海堂 >> 黒棒。
甘みの付き方は、黒棒とげたんはとで違いがあり、黒棒は全体的に甘い。ただ、しっとりしてないので、「甘いっ」という感じはしません。一方、げたんはの方は、中は割合あっさりしているのですが、周囲がしっとりした黒糖の蜜(?)に覆われており、それがかなり甘い。交互に食べ比べると、黒棒の方が甘いんですが、黒棒の方があっさりしてるように感じます。
げたんはの2種類では、甘みは強い方から、コープかごしま > 南海堂の順。
全体としては、例えば、丸ボーロと比べると、3つとも、かなり甘い部類に入ると思います。
[総評]
しっとりしている方が甘みを感じるとか、色々発見があっておもしろかったです。
味は、比較の項に書いた通り。手頃で日持ちするので、おやつとしてもお土産としてもありがたい。
[こっとんの好み度 (6段階評価)]
南海堂のげたんは ☆☆☆☆
コープかごしまのげたんは ☆☆☆
コープの黒棒 ☆☆☆☆
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